人は塩なしでは
生きられません
生命は海から誕生しました。
私たちが10月10日母親の胎内で
過ごし産声をあげた段階で、
すでに血液にも体液にも
海水と同じ0.9%の塩分が
含まれているそうです。
人間は塩なしでは
生きていけないのです。
人間の進化をたどる上で
命が海から誕生したということに
他ならないと考えます。
カラダにいい塩、
良くない塩
塩にはカラダに良い塩と、
できれば避けてほしい塩があります。
良くないといわれる塩は、
精製塩と呼ばれる人工的な塩で
成分の99%が塩化ナトリウムです。
本来、人間が摂取しなければいけない
塩は、
海水と同じように
ミネラルや栄養素や微量元素が
バランスよく含まれているものです。
しかし精製塩はイオン釜で大量に
低コストで作れるという
利点はあるものの、
塩化ナトリウム99%のため
吸収や栄養の問題で
カラダの負担になります。
塩分を排出するために必要な
カリウムも不足していくという
事態になります。ここが問題なのです。
さらに腎機能にも大きな負担を
かけてしまい高血圧の原因
にもなるとされています。
古来、人は海水を汲んで
天日干しで塩を作っていましたが、
海の汚染がなかったため
深海水を取らなくても
クリーンでミネラル豊かな
海水が採れていました。
さらに冷蔵技術がなかった頃は
保存食には塩が不可欠でしたが、
乾物はカリウムを一番豊富に
含むので、カリウムもうまく
摂取できていたのです。
久米島で生まれる
「神の塩」
「至高の天然塩」を求めて、
私たちがたどり着いたのは
久米島でした。
なぜ久米島が素晴らしいのか。
久米島は地球規模の巨大な潮の
流れ「海洋大循環」が、最初に
日本に流れ込む領域です。
そのため海の深層にはミネラル
豊かな太古の海水がそのまま
運ばれてくるという魅力があります。
さらに水深600mの深層水は汚染や
生活用水の影響を受けないので
無菌の海水が汲めるのです。
もう一つ、特筆すべきはその製法です。
久米島の製法は満月と新月、
太陽と月と地球が一列に並び
最も引力が大きくなった時の
海水を汲み上げます。
水はせき止めてしまうと
エネルギーが落ちると言われるので、
この海水を釜に直接注入し
遠赤外線効果のある薪で炊き上げ、
さらに釜や建屋に仕込んだ
微生物の力を借りて
発酵塩をつくるのです。
このように、場所、海の深さ、
汲み上げるタイミング、
そして炊く方法などすべてを
最高の条件で活かし、
丁寧につくられたエネルギーのある塩。
それが2,700年という歴史のなかで
初めて民間から
「伊勢神宮の奉納塩」として
認められた貴重な塩なのです。
日本のスーパーフード
「日本山人参」
日本山人参は、
九州のただ3か所のみで採れる
貴重な植物です。
これは昔、薩摩藩がその効能から
門外不出の秘薬として珍重し、
別名「神の草」とも言われた
貴重な薬草です。
いわば知られざる日本の
スーパーフードといっても
良いでしょう。
特徴としてはあらゆる植物の中で
もっともカリウムを含有していること。
カリウムには体内に蓄積された塩分を
体の外に排出する
素晴らしい効能があります。
私は、現代人に不足しがちな
カリウムを天然塩と同時に
摂取することが、
理想の塩の
摂取方法ではないかと考えました。
日本山人参入りの天然塩を
開発してお届けしたい。
この思いがつのり、様々な実験と
研究の結果やっと形になりました。
1000のタネから1つの苗を生育させる
のも難しいとされる日本山人参を、
敷地内に沸く温泉の地熱と
温泉微生物の力を借り
土壌改良し、やっと栽培に成功。
自社で開発から製造まで
可能になりました。
味わいもまた素晴らしく、
美味なる素材や料理の引き立て役と
なれる、
一石三鳥という優れた塩が
完成しました。
「至高の健康食」を
めざして
究極の健康食の開発を目指す上で、
なかでも塩がもっとも重要であると
考えています。
現代では、市販されている
味噌や醤油、ケチャップ、マヨネーズ
など
ほとんどの調味料が
精製塩で作られています。
究極の健康食をつくるために、
森藩別邸が目指すのは、
日本人にとって大切な伝統調味料である
「塩」「しょうゆ」「みそ」を、
神の塩、久米島海洋深層水の
天然塩をベースに開発、
提案していくこと。それらを中心に
さまざまな調味料をカラダに良い
天然素材だけで作り上げることです。
近い将来、次々と製品化して
お届けしますので、
その時を楽しみにしていてください。
株式会社 森藩別邸
代表 濱田 茂